ちゅーねん漂流記

自分らしく生きようともがいているある中年のブログ

間違ったチケットを買って目的地と全然違う場所に向かっちゃいました

 

ウユニからラパスへ。

 

朝食後、夜行のチケットを買いにバスターミナルへ行ってみる。

 

すると30分後の昼発のバスがあるというではないか。

 

昨日は見た限りで夜行しかなかったはずだが…

 

まあ細かいことはいい!

早いに越したことはない。

 

急いで宿に戻りバタバタとチェックアウト。

そしてダッシュでまたバスターミナルへ。

 

なんとか間に合った!

 

 

そしてバスは出発。

しばらく安堵に浸る。

 

途中で地図アプリを見てみると、思っていたのとは少し違うルートを走っているような気がする。

ん?

…まあそんなこともあるか。

 

 

そしてふとチケット購入の光景を思い出す。

 

あれ? 俺、ラパス行きのチケット買ったっけ??

 

ふと嫌な予感がしポケットにしまったチケットを取り出して見てみる。

 

「To Potosi」

 

 

やっちまった。

 

慌ててたので完全にこんがらがって間違ったチケットを購入してしまったのだ。

しかもそのままバスにまで乗ってしまう間抜けよう。

ポトシに戻ってどうする。

 

 うーむ…

 

いろいろ考えている間にバスはぐんぐんウユニから遠ざかり、これっぽっちも行きたくないポトシに近づいていく。

 

そして中間地点近くまで来てしまったあたりでようやく決断。

 

途中下車しかない。

地元民は降りたりしてるしな。

 

運転手に伝えて強引に降車する。

そこは周り一面何もない4千メートル級の山のど真ん中。

 

 

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荒野にポツン

 

 

ここで反対車線に来るウユニ行きのバスを待つのである。

 

どうも今まで見ていると、ボリビアの一部の長距離バスではチケットを持っている人の他に、ヒッチハイクみたいな感じでわけわからない場所で乗客を拾っていくことがある。

 

そしてその客は、降りるときに運ちゃんに現金を渡している。

この乗客は搭乗履歴には残らないため、たぶん運ちゃんの小遣いになっているのだろう。

なので、運ちゃんとしては積極的に乗客を途中で乗車させたいはずだ。

 

と考えたわけです。

 

 

20分程待ったところでバスが来る。

ヒッチハイクの要領で手を挙げてみるとバッチシ停車。

 

そのまま乗り込み空いている席に着席する。

 

来た道を2時間かけて戻る。

もやは何をやっているのかわからないが、まあ戻れるだけ良しとしよう。

 

降車時に適当にお金を渡し、さっきまでいたウユニのバスターミナルに到着する。

 

そしてもう1度、今度は間違えないようにラパス行きの夜行チケットを購入。

出発は夜10時である。

 

 

急に時間を持て余すことになってしまったが、大きな荷物を抱えたままでは何もできない。

安宿のおっさんと交渉した結果、ベッドは使わない約束で部屋とトイレを格安で借りることができた。

 

 

散歩したりブログを書いたりして時間を潰し、10時発の夜行バスでラパスへ。

 

 

朝方目が覚め、バスからラパス近郊を眺めてみて正直びっくりである。

でかい。

こんな標高の場所にこんな巨大な町があるなんて!

 

はっきり言ってなめてましたラパス。

 

 

まずはへホテル。

荷物を置きすぐさま市内を観光することにする。

 

 

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ロープウェー。こんなのが何路線も。市民の足にもなっとります

 

 

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ロープウェーから見た街並み

 

 

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人も車もたくさんです

 

 

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中心にあるムリリョ広場。気持ち悪いくらいハトがいる

 

 

 そして博物館が密集しているエリアへ。

 

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 この狭い路地の左右にあるです

 

 

ただこの日、私が行った時間にやっていたのは楽器博物館のみであった。

しかも客は自分1人だけ。

 

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地域ごとに使われてきた楽器

 

 

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楽器とは関係ないが、アンデスと都市のイメージ図

 

 

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ミイラっぽい人

 

 

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昔の楽器

 

 

 

そして小汚い定食屋で晩飯。

 

メシを食い終わって出ようとすると、同じ店で食事をしていた現地のおばさんに声をかけられる。

少し話をした後、別れ際に握手を求められたので握手したら鳥の油でベタベタでした。

 

 

 

 

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宿の目の前の様子。

 

 

これにてボリビア編は終了。

 

 

明日はペルーに移動である。