ちゅーねん漂流記

自分らしく生きようともがいているある中年のブログ

アスンシオンで何もしない

 

 

イグアス移住地で日本人と日本語を堪能したわけだが、昨夜からまた孤独な中年旅人に。

 

さっさと次なる目的地、首都アスンシオンに移動だ。

 

 

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標識もなーんもないところで手を挙げてバスを止めます

 

 

30分ほどするとそれらしいバスが。

 

バスは不思議と乗客っぽいと分かるらしくパッシングを送って搭乗を促してくる。

 

荷物を荷台に放り込み颯爽と乗車する。

 

ただこのバス、途中であっちゃこっちゃ停車するのんびりバスであった。

結局目論見より大幅に遅れて結局午後8時にバスターミナルに到着。

 

もはや辺りは真っ暗。

 

目的の宿までは3キロ、何かに怯えながら徒歩で向かう。

 

ようやく到着するが、ここもまた入り口が閉じている宿のようだ。

というかどこを探しても入り口がわからん。

そして呼び鈴もない。

密閉宿だ。

 

  

選択肢はない。

中心地に行くか。

 

しかし中心地までの距離はここから4キロほど。

もう歩く気力はない。

そして怖い。

 

 

 中心地に向かいそうなバスに適当に乗り込んでみる。

このバスは運よく目的地エリアへ。

 

適当なバス停で降り、あとはホテルに手当たり次第飛び込んでみるだけだ。

 

ただ、日曜日の夜だからなのかどの商店も閉まってて街中は真っ暗である。

 

…こええ

 

 

なかなか宿泊できるところがなく、さすがに焦る。

すると向こうになんか高そうなホテルがあるではないか。

 

一応行ってみる。

 

受付で聞いてみたところ1泊71ドルとのこと。

たけーよ!

 

ただこれ以上荷物を持って物騒な暗闇を歩きたくないのも事実。

 

必死の交渉(スペイン語話せないけど)で2泊100ドルにしてもらいなんとかチェックイン。

 

 

さてメシだ。

 

近辺の食事するところも軒並み閉まっているので、唯一やっていた「Hard Rock Cafe」へ行っちゃいました。

 

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グラスワインを頼んだがワインは「ボトルのみ」ということなのでしょうがなく注文 

 

 

ホテルに戻ると疲れと酔いとですぐに爆睡。

 

そして朝5時。

 

「××××××××××」

「うひゃひゃひゃひゃスペイン語で)

 

なんだ!?

 

ドアを開けてみると黒人女2人がおっちゃんの部屋の近くの廊下のソファーに座ってなんかテンション高く話をしている。

こちを気にするそぶりもない。

 

バタン!

 

不機嫌を伝えるようにドアを閉める、

 

「××××××××××」

「××××××××××」

「××××××××××」

「うひゃひゃひゃひゃスペイン語で)

 

 

マジでうるせー!!

朝っぱらから何やってんだこいつらは。

 

 

そのうち男の声も。

そしたらなんと声のほかに

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

「××××××××××××」

 

大音量で音楽をかけ始めるではないか!

しかもデカい声で歌ったりしてる。

 

朝6時に! しかもホテルの廊下で!

 

どういう真剣しているんだお前ら?

変なクスリでもやってんのか?

 

ブチ切れてクレーム入れるか…

でも変にからまれても嫌だしなぁ…

 

そんなことをウジウジ考えてるうちに二度寝してしまった。

 

 

なんかとてもモヤっとした朝でした。

 

 

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繁華街にある公園。スラムが近いため夜は物騒になります 

 

 

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屋台のおっさんが作るハンバーガーで夕食 

 

 

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朝、ホテルより。奥の廃墟ビルが気になる

 

 

「らぱちょ」という日本人夫婦が経営している宿に向かう。

昨日宿泊できなかった密閉宿である。

 

実はY君がここに宿泊しているのだ。

 

 

行き先不明のバスを乗り継ぎ乗り継ぎなんとか到着。

昼間によーく見てみると横門の目立たないところに呼び鈴が。

ここだったのか…

 

そしてY君が話を通しておいてくれたのだろう、快く中に入れて頂く。

バスの出発時間まで適当に過ごしてもらって構わないという、実に太っ腹な経営者夫婦なのだ。

 

ここには漫画や各種ガイドブックなどもありとても居心地が良い。

 

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ちらし寿司までご馳走になっちゃいました

 

 

出発までY君と話したり漫画を読んだりして快適な時間を過ごす。

 

結局アスンシオンでは観光らしいことは何もしなかったがまあいいだろう。

特に見るもんもなさそうだし。

 

 

そして次の移動に向けてバスターミナルに向かう。