ちゅーねん漂流記

自分らしく生きようともがいているある中年のブログ

馬の近くにある素敵なキャンプ場

パラパラとテントに当たる雨音で目が覚める。

時計を見ると6時。

がっつり寝てスッキリだ。

そして寝袋のぬくもりと雨の中外に出たくない思いから二度寝

 

次に起きたのは2時間後。

周りからは人々の活動している音もずいぶん聞こえてくる。

さて、いい加減起きるか。

 

まずは楽しみにしていたモーニングコーヒー

これは外せないね。

雨のなか、寒さに耐えてでもやる価値がある。

コンパクトバーナーでお湯を沸かしたコーヒーで朝の贅沢な時間を楽しむ。

考えただけでもたまらん。

 

その間にキャンプ道具でも少し片づけとくか。

 

ガシャン!

 

??

見るとバーナーとコッヘルがきれいにひっくり返って泥だらけになっている。

…さて、コンビニでも探すか。

 

だいたい雨の中コーヒー沸かして飲むなんてナンセンスなんだよ。

泥を取りながら自分がやろうとしたことに軽くムカついた。

 

 

今日は根室方面へ。

何があるかわからんがまあとりあえず向かう。

途中、国道で「→茶内駅」という看板が出てたのでふと立ち寄ってみる。

するとなぜかルパンが

 

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なんと、ここ浜中町ルパン三世の生みの親、あのモンキーパンチ先生の故郷だったのである!!

 

ってそんな興味ねーか。

まあでも、こんな何もないような片田舎で育って、あの世界中で大活躍するルパンや色気たっぷり峰不二子を考えつくなんてやはり非凡なんだろーなー。

牛とか草原とか湿地とかしかない場所なのに。

 

そんなわけで、ちょっと寄り道してこの地図に載っている霧多布という場所に行ってみることにする。

目的地は霧多布温泉「ゆうゆ」。

風呂も入ってないことだし、何より峰不二子に憧れるグラマー美女がわんさか集まっていることだろう。

 

 

結果、当然地元のじーさんばーさんしかいなく、地元の牛乳で作った珈琲牛乳を飲んでみたところ別にたいしてうまくなかったということだけ報告しておこう。

 

そして駐車場から徒歩30分くらいえっちらおっちら歩いて霧多布岬へ。

ここは水鳥の生息地としては賑やかでなかなか良かった。

 

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だらだら寄り道してしまったが根室へ。

もう夕方である。

歯舞諸島を肉眼で見て、意外と近くにあるんだなぁと不思議な気持ちになる。

 

ここではキャンプができるようなこともネットで書いてあった気がしたが、まるでそんな場所はなさそう。

いかん、別の場所を探そう。

根室のうんちゃら公園ってとこにも行ってみるが、デイキャンプ専門のよく整備された公園。

とても無理だ。

 

日没まであと間近ということで相当焦りながら結構な距離を移動して築拓キャンプ場というところへ。

テントを張った場所はなんと馬が飼われている柵の真横。

数メートル先に馬の群れがいるとても素敵な場所だ。

 

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晩飯の用意をしているうちにいなくなったのだが、彼らも夜になると自分で寝床に帰るのだろうか…

 

そして真っ暗な中、今日は一人バーベキューである。

肉は鉄板にこびりつき、野菜は生焼けだけだがこんな場所で食べる食事は格別である。

 

今夜もゆっくり眠れそうだ。