サンタ・クルスという町、思ったより全然都会である。
アスンシオンでは観光を全くしなかったのでここでは少し旅行者らしいことをする。
何はともあれまずはバスチケットの購入。
市内を縦横無尽に走っているバスの乗り方をホテルの受付で聞き、バスターミナルへ。
ターミナルではいろいろと客引きされるのだが、何人かに「チーノ(中国人)、タクシー?」と声をかけられる。
「違うっつーの」と思いつつシカト。
金持ってそうな日本人として声をかけられてもウザいが、中国人に間違えらえれるとそれ以上に腹が立つ。
そういや昨夜も間違えられたなぁ。
心の中で舌打ちしながらもチケットは無事に購入。
バスターミナル内の様子
すぐさま中心部に戻ってきて、今度は動物園行きのバスに乗車する。
乗るバスが分かっているというのは本当に便利だ。
入り口。入場料150円也
カラフルな鳥
カラフルな鳥②
カラフルな鳥③
カラフルなサル
水族館もあります。のけぞるくらいしょぼかった
ジャガー
豚かな
でかいトカゲっぽい生き物。ガラスに映った夫婦が微笑ましいでしょう?
そして動物園の中で子供を連れたお父さんが私のことをじっと見て「ニーハオ」
…ムカッ!
いい加減にせい。
これ、ボリビアでずっと続くのか?
腹が立っても腹は減る。
動物園前のハエが飛び回る食堂で遅めの昼食とする。
米を食いたいと言ったところ出てきた食事。
なんかの肉の唐揚げと野菜とイモみたいな付け合わせ
うむ、なかなかうまい。
しかし会計するとコーラ含めて800円。
たけーよ!
鬼のクレーマーと化し聞いてみると、写真を指差して「この肉だから高いのだ」という。
上の動物ね。尻尾のお肉だそうです
なるほどねー
たしかに弾力もあったし貴重な部位かもしれませんね。
…別に食いたかねーけどな。
単語がわからないっていちいち辛いね。
動物園で死んだワニだろうか?とか考えつつ、またぼろバスに乗って市内に戻る。
次は繁華街にある観光スポットに向かう。
と、向かう途中でふとある店が視界に入る。
床屋ですねー
…
…
…さて
オヤジ、これで頼むわ!
中国人に間違えられるのに嫌気がさした俺はボリビア人になることに決めた。
旅に向けて髪を伸ばしてきたがまあいい。
床屋のおっちゃんは親指を立て笑顔で「Si(オーケー)」
頼もしいではないか。
期待が持てるではないか。
まずはバリカンで後頭部から勢いよく刈っていく。
おお? 派手にいきますねー!
次にサイド。
これも激しく手際よくバリカンでジョリジョリと。
おお?
野球部に入った中学生の気分だ…
20分ほどで散髪は終了。
日本ではお目にかかれないなかなかの髪型になりました。
なんかパイナップルみたい。
ドラゴンボールにこんなキャラがいたような…
まあこれでもう日本人はおろか中国人だとも思われまい。
ざまーみやがれ!
しかしボリビアに来てから急激に暑くなった。
今やボリビア人になった俺でもこの暑さはこたえる。
ヒイヒイ言いながら市の中心地の9月24日広場へ。
なんかのイベント中。後ろの教会も少し見学
偉そうな人の像とその前で踊るセクシーダンサー達
メチャ狭いゲーセンで格闘ゲームに熱中する人々
サンタ・クルス、とても良い町で是非長居したいところだがそうも行かない。
明日はまた移動である。