ちゅーねん漂流記

自分らしく生きようともがいているある中年のブログ

故障すると噂のバスは本当に故障した

 

アスンシオンからボリビアの都市サンタ・クルスへのバス。

 

1300キロ程だが、これは「南米最悪」とか言われているバス移動らしい。

 

なんか、道がやたら悪いとかバスが故障するとか、そしてエアコン無しで相当暑いとか禿げたおっさんが全裸で踊り出すとかで相当苦痛なルートという話。

 

下手すると30時間以上かかるという噂も。

 

チケット売りのおばちゃんは「18時間」と言っていたが、さてどんな工程になるのやら。

 

夜7時発予定のバスはなかなか来ず、結局8時過ぎにようやく出発。

 

 

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日暮れ前から待ち続けるみんな。詰め寄られてスタッフが逆切れしていた

 

 

アスンシオンから乗り込む人は思いのほか少ない。

 

自分の隣にも誰もいなくてそういう意味では快適。

 

 

9時頃に晩飯を配られ、食い終わるくらいの時間にいきなり消灯。

 

うお、車内真っ暗!

 

 

もはや車窓から見る景色も真っ暗である。

 

しばらくボーッと外を眺めていたがふと空を見てみるとものすごい星の輝きである。

数もすごい!

ちょっと感動してしばらく見入ってしまいました。

 

 

バスは多少のデコボコ道を通りつつも順調に進む。(寝てたけど)

 

朝4時、いきなり手荷物検査で起こされる。

 

なんかこのルート、麻薬の取り調べの為にちょいちょい検問で手荷物検査があるらしく、それもあって妙に時間がかかるらしい。

 

検問はうざいが、タバコ吸えるし考えようによってはラッキー。

 

そしてまた数時間走り、イミグレに無事到着。

 

 

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なんとパラグアイ側出国とボリビア側入国が1つの建物内に。すげー効率的!

この時間、我々のバスしかなくものすごーいダラけた雰囲気でした

 

 

なぜかイミグレの真ん前で朝食タイム。

これはこれで新鮮。

 

 

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イミグレの前の風景 

 

 

 

バスは更に順調に進む。

 

ボリビアに入ったら道が悪くなるのかな、と思っていたが舗装もされているし全く問題ない。

 

ただしものすごく暑い!

 

体中から汗が噴き出してくる。

 

窓全開にしてみるとなかなかに気持ちいい。

 

エアコンよりいいかもしれん。

 

 

たまに人の乗り降りが発生するが、バスの中は常時10人程度。

自分の隣にも誰も来ない。

 

ある意味ガラガラである。

 

 

全然問題ないじゃん、と思ってたところでバスがいきなり停止。

 

 

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 故障。運ちゃんは作業着を着て整備士に 

 

 

運ちゃんがしばらく奮闘するとエンジンが復活。

すげー!

手慣れたものですね。

 

 

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昼飯 。下に米がありシンプルだがなかなか美味い

 

 

結局バスはそれなりに遅れたがそれなりに順調で、出発してからちょうど24時間後にサンタ・クルスのバスターミナルへ到着。

 

いろんな人に聞いた結果、なんかよくわからんぼろバスで中心街へ行き宿には夜9時頃にめでたくチェックイン。

 

 

そして近所の店で晩飯

 

 

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 サラダのドカ食い

 

 

今回のルートはこちら 

 

 

来たかったボリビア、ようやく到着である。