さて、カラファテ行きのバスの出発まで多少時間があるということで「ここでゆっくりしてって良いよ」と言ってくれたナイスガイの宿の主人。
お言葉に甘えさせて頂きます♪
娘思いの語学達者なご主人
そしてこの主人が経営している素晴らしい宿こそ知る人ぞ知る「コスピブティックゲストハウス」である。
去年ここに泊まった日本人は年間で2人らしい。さすが地球の裏っかわ!
皆さんバリローチェに来た際は是非泊まってあげてください。
ほれ主人、約束通りリコメンドしといたぞ! 誰も見てねーけど
時間も頃合いになり、いざバスターミナルへ向かう。
お昼の12時半出発なので、30分前にはきっちり到着しておく。
この30分の間にコーヒーを素早く飲み、タバコを吸い溜めしておくのだ。
余裕があるので待ってる間にワンちゃんもパチリ
さて、十分に吸い溜めも出来たしそろそろバスも来るかな。
...あれは違う。 よしよしもう一服。 (-。-)y-゜゜゜
...これも違う。 よしよしもう一服。 (-。-)y-゜゜゜
...また違う。 (-。-)y-゜゜゜
もういい加減きてもいいよ。
発車時間30分以上過ぎてるし。
さらに30分... (-。-)y-゜゜゜ (-。-)y-゜゜゜
...来ねえ
バスが遅れるのはあり得る事だがあまりにも来ない。
うーむ、バス会社の窓口で聞いてみるか。
「ハロー! バスが遅いようですけどそろそろ来ますかね?」
お兄さん「(スペイン語で)××××××ストライク」
???
お兄さん「(スペイン語で)××××××ストライク」
野球?
アルゼンチンではサッカー以外に野球も人気があると言いたいのか?
「アルゼンチンのピッチャーはばんばんストライク投げるんだぜ!」みたいな。
違う?
それとも俺がお兄さんのストライクゾーンど真ん中って言いたいのか?
違う?
じゃあなんだってんだ!!
バスはいつ来るんだよ!?
窓口のお兄さんは私が日本人であることを確認すると、何やらPCにカタカタと打ち込みだして、モニターをこちらに向けてきた。
ふむふむ。えーと。
なるほど、ストライクってストライキのことだったのね。
ほうほう。
それでバスが明朝6:30に...
な...ん...だ...と???
バカ野郎!!
予告なく勝手に変えるな!
他のバスはバンバン走ってるじゃねーか!
なんでよりによってこのバスだけ18時間も延期なんだ!
ストなんかしてないで働けこら!!(←無職が言うな)
俺は今朝のブログで「チャオ! 25時間後に!」って書いたばかりだぞ。
しかしいくら怒っても、野〇村議員のように泣きわめいても(しつこい)
はーマジか...
今後の選択肢を考えながら重い荷物を抱えてトボトボと来た道を戻る。(徒歩30分ね)
めんどくせーから飛行機にするか...ネット使えねー💦
んじゃ今日の宿の予約を...だからネット使えねーって💦
昨日、一昨日泊まった宿に行ってみるがすでに一杯。
何件か目についた宿に飛び込みしてみるが「満員」ということでことごとく玉砕。
カラダの前後に重いリュックを背負ってもう2時間近く歩きまわっている。
疲れた...バスターミナルで待つか。朝まで14時間。
そんなことを本気で考えだしたタイミングで1件の宿が目に入った。
試しに聞いてみるとなんと泊まれるとのこと。
やったぜ!
しかも1200円!
激安だ!!
そして案内された部屋がこちら
ドミトリーでした
まあ良い。
とりあえず隔離された空間でゆっくりすることはできる。
まずはカラファテで予約していたホテルにお詫びメールを出してキャンセルの旨を伝える。
クレジットカード払いだから金は返ってこないだろう。
くそ、俺のせいじゃねーのに。
そして明朝は真っ暗ななか5時に宿を出なければならない。
5時...
現在、理不尽さに怒り心頭しながらドミトリーよりブログを発信しています。
本当に明日はバス出るんだろうな...
いい加減、バリローチェから出してくれー